もう1ヶ月以上前の話ですが、先日エジプトで27歳になりました。
さて、今日はその誕生日に起こった出来事を。
事の始まりは誕生日の前日、その日僕はカイロのとある世界遺産の地区に行っていた。
いまその地区では、日本の団体が中心となって歴史的なまちを住民たちが今後どうしていくのかということを考えるワークショップをしている。
縁あって一緒にどうですかという話をいただいたので、参加させてもらった。
そのワークショップの内容については今回置いといて、
話はワークショップが終わったとこから始まる。
その地区から荷物を置いていたドミトリーに帰るため、タクシーに乗った。
ドミトリーに着いて、一緒に参加していた他の隊員と簡単に振り返りをしているとき、ふと、気がついた。
『あ、携帯がない。』
協力隊員はたぶんどの国でも赴任したらJICAの事務所から公用の携帯電話を支給される。そっちの方。
記憶を辿っていくと、ワークショップの最後の方で今回知り合った人と連絡先を交換したときに携帯をバッグから出してポケットに入れた。
それが携帯を確認した最後。
それからの行動を思い起こすとどうもタクシーが怪しい。
というかそれしか考えられない。たぶん座ったときにポケットから落ちたっぽい。。
だけどエジプトのタクシーなんて個人でやってる人ばっかだから連絡先なんてわかんないし、一応他の隊員が僕の携帯にかけてくれたけど反応なし。
ああ、やってしまった。。。
それからもう夜中になってたけど、担当調整員さんにメールして、涙で枕を濡らしながらその日は寝た。
そして次の日、誕生日。
仕事に行くと調整員さんから返信が来た。
『至急、始末書を提出してください。』
27歳になって早々、僕は始末書を書くことに。。
エジプトの紅海よりも深く反省し、後悔しています。
なんてくだらない冗談を考えながら始末書を作ってたら昨日一緒にいた隊員から連絡が。
『携帯見つかった!』
なんと、どうやらタクシーの運転手が携帯を見つけて履歴から電話をかけてきてくれたらしい。
しかもちょうど職場の近くにいるとのこと。
それから同僚の携帯からじぶんの携帯にかけて、詳しい場所を教えると携帯を持ってきてくれた。
27歳の誕生日プレゼントは、一度なくした携帯でした。
タクシーの運ちゃん本当にありがとう!!!!名前忘れちゃったけど
これは16歳の誕生日に、足を骨折してギプスがプレゼントになっちゃった時に匹敵するくらい忘れられない誕生日プレゼントになりました。
ちなみに一度失くしたのは事実なので始末書はちゃんと提出しました。
もちろん真面目に書きました。冗談なんて書いてませんよ?
関係者の方には本当にご迷惑おかけしました。
戻ってきた後、ちゃんとPINロックかけとこ!とおもって設定しようとしたらパスワードミスってPUKロックがかかりました。
なんとか解除しようとしたらミスりまくりSIMカードが死にかけました。涙
10回間違えるとアウトらしいです。
結局8回間違えたとこでお店に持って行きました。面倒くさかったです。
海外でタクシーに乗るときは忘れ物に気をつけましょう。
おわり。
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今年は日本でも財布も落としました。中身が500円しか入ってなかったからか無事戻ってきました。